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入院中の生活2(出産前) [健康・病気]

 出産は帝王切開、ついでに以前の手術で内部の癒着がそこそこあることが分かっているので、準備万端にして臨むよー、ということで麻酔科医といろいろ話したり、おなかの赤ちゃんの様子もしっかりチェックをする。

 おなかにパッチを当てて赤ちゃんの心音を聞いたりして異常がないかチェックしていた時のこと。
 助産師ナースがモニターを見ながらいろいろと質問をしてきた。
 内容から察するに産後鬱などのチェックだと思われる。
 性格は自分でどう思うか? とか考え方などをいろいろと聞かれる。
 この時持続的に聞こえてくる機械音がとても心地よくてぼーっとした状態でやり取りをしていた。

「退院したらどうされますか?」
「実家から母が手伝いに来てくれるので、1か月検診が終わったらしばらく一緒に実家に帰ろうと思っています」
「仕事復帰の予定はありますか?」
「完全に退職しているので今はその予定はありません」
「お仕事は何をしていましたか?」
陸上自衛隊です」

 ‥‥‥‥‥。
 しばらくの沈黙に「はっΣ(゚д゚;)」となり、慌てて
「こ、こここ公務員、公務員です。こーむいん!!
 助産師ナースのお姉さんは笑いながら
「どちらでもいいんですよ、希望があるなら公務員と書きますが」
「よろしくお願いします」 
 そういったものの、どうやら両方書いたようだった。

 赤ちゃんの体調チェックが終わり、病室に戻ったところ担当ナースのお姉さんが血圧などを図りに来た。
「さっき同期に聞いたんですけど‥ qinさんって自衛官だったんですか!?(゚▽゚*)」
「あ、はい‥(((^^;」
「きゃぁ、すっごーい。私、自衛隊の人とお話しするのって初めてなんです~(*^^*)」
 ナースのお姉ちゃんはテンション高く、てきぱきと仕事をこなしながら
「やっぱりあんなこと(匍匐のジェスチャー)やこーんなこと(銃を撃つジェスチャー)もやったんですか?」
「はい、一通りは‥‥(((((((((^-^;」
「すごいですねー。どうして自衛官になろうと思ったんですか?(^^)」

 この質問、幼稚園のママ友にもずいぶん聞かれたんだけどごめん。
「採用試験を受けたら受かっちゃったから」なんだ。
 人の役に立ちたい!
 災害派遣に行きたい!
 こういう人も多いけど、受けたら受かったから、ダイエットできると思って、なんていう人も中にはいるんだよ。(--;

 ナースのお姉ちゃんは一通りの検査をしてテンション高く戻っていった。
 ここで学んだこと。
 知った情報は外部には漏らさないだろうけど、この人たちって患者の情報共有はすごい。
 あえて聞きに来る人はいなかったけど、出産前後には産科スタッフほぼ全員が私の前職を知っていたと思われる。

 とりあえず続く
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入院中の生活 [健康・病気]

退院しました。
随分前に。[病院]
と、いうわけで現在子育て真っ最中。
ちなみに帝王切開にもかかわらず、術後6日での退院でした。
最先端医療恐るべし!
当初「入院は10日から2週間くらいかねぇ」
なんて話していたのに、いざ入院して予定表を見たら術日を0とカウントすると、術後6日で退院とでている。
「マジですか‥?」
と思いながら報告を入れたところ身内みんなに
「それって本当に帝王切開患者のスケジュール表?
 普通分娩の患者と間違われてない?」
と突っ込みを食らったけれど、何度見ても切開患者。
ちなみに自然分娩だと、産んだ日を0とカウントすると産後4日で退院となるのだとか。
人間の回復力ってすごいんだね‥[たらーっ(汗)]

とりあえずチビが寝ている間に入院レポートをこそっと[眠い(睡眠)]


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なんとなく近況 [健康・病気]

 大変お久しぶりでございます。m(_)m

 この度、出産のため入院することになりました[病院]
 オペ日は来週、逆子が治らないため帝王切開。
 とはいえ、これまでトラブルらしいトラブルもなく、検診以外一度も病院にかかることがなかったことを思うと、それなりに親孝行な子なのかもしれません。
 ‥が、とりあえずこれまでの小ネタをちょいと。

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ショートコント3(後半) [健康・病気]

 オペ当日、まだ若い医師(主治医ではない)が点滴をうちにやってきた。
 ‥‥が、緊張したのか経験が浅いのか2回失敗し硬直。
「‥‥‥‥‥。
 すみません、針を取ってきます」
 と病室を出て行ってしまった。

 新米ナースが
「立派な血管ですね~[黒ハート]
 と褒める血管をもっている私でもその医師にとっては難関だったらしく3度目の時は血管を探るべくびしばしと派手に腕を叩かれまくった。
 誰もが最初は初心者だ、ということは分かっていてもなかなかできない体験だと思った。

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ショートコント3(前半) [健康・病気]

 先日、薬をもらいに久々に病院に行った。
 そうしたらこの時の医師にばったり会った。
 向こうは一瞬「げっ!」という表情になったが、すぐに平然とした表情を作り、少し頬を引きつらせ目を泳がせながらも悠然とその場を去って行った。
 1年近く前の話だけど、私のことは覚えていたらしい。

 この医師を見て色々と思いだしたことがあるので、この手の小ネタ集をだしてみる。
 ちなみに結局病院は変えませんでした。
 ブログを読んだ母は大笑いしながらも
「災難だったけど、それは別件でしょ?
 主治医がミスしたわけじゃないんだからこれくらいでギャーギャー言いなさんな」
 そう言うことから結局今の病院にお世話になっていたりする。


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年末年始の生活3 [健康・病気]

 1月2日、官舎に帰宅。
 その間、日本海側から太平洋に移動し、一気に南下して‥ と短期間で結構な距離を移動した。
 気候が急激に変わったためか、官舎に戻るなり落ち着いていた咳の回数が急激に増えた。
「まだ、咳が止まらないの? 引き始めって11月の末から12月の頭じゃなかった?
 随分長引くよね」
 ダンナにも親にも姉にも言われた。

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咳の威力 [健康・病気]

 先月末から今月頭にかけて風邪をこじらせた。
 熱のピークは3日ほどで収まり、のどの炎症による微熱も1週間ほどで収束。
 でも、今度は咳が止まらない。
 ダンナや親にも
「病院、行ってきたら?」
 とさんざん言われたけれど、なんとなくタイミングを逃してしまったまま今に至る、いう感じだった。

 それでもダンナは気になるのか、近場で呼吸器内科がある医院を検索していた。
 ところが日曜から咳をするとひどく胸が痛むように。
「決定打、だね。
 必ず診察してもらってきなさい」
 口調も表情も非常に穏やか、なのに目は笑っていない。
 はっきり言ってこれは怖い。
「‥‥‥はい」
 近場の呼吸器内科にかかった。

 とりあえずレントゲン撮影。
 気管支、肺、心臓に異常はなかったそうだ。
 ‥‥が、医師曰く
「レントゲンに写らない個所だから実際の説明はできないけれど、触診の場所からして肋骨とその付近の軟骨だね。
 無理がかかって小さな亀裂が入ったんじゃないかな。
 コルセットかさらしで補強すれば痛みはましになるから。
 咳止めを処方するから、年明けにまた来てくれるかな」
 咳止めの薬をもらって病院を後にした。

 はぁ、あばらにひびですか。
 咳があまりにもひどいと折れることもあるそうで。
 恐るべし、咳。
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生々しくてごめん [健康・病気]

 前回のブログでオペを受けたことを書いた。
 一度で書くにはあまりにも長すぎたので、これは当時の補足だったりする。



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なんとなく愚痴3 [健康・病気]

 今から十数年前、整形外科で足のオペを受けた。
 執刀医は当時研修医。
 相当なレアもの症例だったらしく、摘出した患部を無事にゲットした執刀医は大喜び
 下半身麻酔だったため意識がある私に摘出したブツを見せて、正常な組織とどう違うのか宇宙語にしか聞こえない専門用語を連発しながら解説してくれ、今後このブツがどのような経緯をたどるかまでそれは嬉しそうに報告してくれた。
 そう言うこともあり、良くも悪くも記憶に残る患者だったようだ。
 退院するまで石膏ギブスだったため、見舞いに来た姉がよく落書きしていたっけ。
 他の入院患者にも笑われたけど、執刀医も笑っていた。
 まぁ、そんなことはどうでもいいけど。

 翌年の春、手をねんざしてもう一度その病院にかかったところ、執刀医は入れ違い状態で転勤していた。
 ‥が、ナースが私のことを覚えていて
「あら、qinちゃん。
 久しぶりね、受験はどうだったの?」
「あ、おかげさまで本命に合格しました。じき京都に行きます」
「そう、良かったわ。
 執刀医先生ね、心配してらしてよ。
 センター試験の頃から新聞やTVを見ては
 「あの子、受験生だったんだよな。
  どうだったのかなー、受かったのかなー、受かってるといいなー」
 ずっとそう言っててね、そう言いながら転勤していったのよ」

 私は病院のことを綺麗さっぱり忘れていたが、向こうは私のことを忘れていなかった。
 それを知った時の罪悪感はかなりのものだった。
 せめて本命に合格したということくらいは伝えたかったなー、と思いつつ現在に至る。

 入院当時は浪人生。
 オペと聞かされた時は
「げっ、最悪。よりによってこんな時に!?」
 と思ったものだけど、今にして思えば一番いい時期に切ったのだろう。
 高校生だったら毎日送り迎えしてもらわないとならないし(駅から高校までかなり遠い)、大学生になってからだったらどうしても休学しなければならない。
 それを思うと、やっぱりこの時期しかないのだ。
 おそらく就職浪人中のオペだったら自衛官の採用試験には絶対に通ってなかったと思われる。
 採用試験の時に足のオペのことを根掘り葉掘り聞かれまくって
「動くよ、走るよ、本当に大丈夫なんだね?」
 としつこく念を押されたからである。
 実際、連日の走り込み炎天下での行軍にも足は耐えた。

 そしてかなり薄くなった傷跡を見るたびにこれらのことを思い出したりする。
 とはいっても現在勤めている病院もフルネームも分からないのにどうしようもないよね、という感じだった。

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 ところで今日、母と電話で喋っていたら
「私の友達が今度××病院でオペを受けるんだけど、執刀医はあんたをオペした人みたいよ?
 苗字も同じだし当時から腕ききって評判だったもんね~(^^)」
 その病院のサイトを開いてみたところ、出ている写真は確かになんとなく記憶に残っている顔と重なる。
 あの時研修医だった医師も、現在は整形外科のセンター長として名を連ねていた。
 だけど実際に勤めている病院とフルネームをゲットしたらかえってどうしよう? という気分になってしまった。
 研修医時代の患者なんてさすがにもう、覚えていないよね‥ たぶん‥‥

 一言お礼は言いたいけれど、今更って気もしないでもないしなぁ‥
 さて、どうしよう?(?_?)
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通院拒否7 [健康・病気]

 ちょっと怪我をしてしまい、治療のために病院に行った。[病院]

 まぁ、怪我自体は大したこともなく、普通に処理をして会計を済ませて帰るはずだった。
 会計が済むまで待合室で本を読んで過ごす。
 が、本に夢中になってて気づかなかったけど時計を見たら90分ほど過ぎていた。
 さすがにこれはおかしいな、と思ったとき館内放送で呼び出しを喰らった。
 受付に行ったところ
「診察室に戻ってください」

 なんでも傷の治療で患部に入れたガーゼを取り忘れたから戻って来い、ということだった。
 100分待たせてこれかよ!!!!!!!

 第一ガーゼの取り忘れって、それ何てコント?
 そんなお約束の古典的なミス、今時ドラマでも漫画でも登場しないわよ!!!!!!!
「これはちょっとあんまりじゃないですか!?」
 このくらい言ったところで罰は当たらないわよね。

 ちなみに本人の名誉のために書いておくけれど、今回は主治医は関係ありません。
 でも‥ さすがにいろんな意味でダメージを喰らった気分だった。
 オトーサン、オカーサン、やっぱり病院変えていいですか?
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