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意外な真実 [健康・病気]

 ダンスを習っている父方の従姉妹が腱鞘炎にかかり通院したと聞いた。
 まぁ、私も単車を乗り回しているときは何度か左手が腱鞘炎になっている。
 メジャーと言ったら語弊があるかも知れないけれど、決して珍しいものではないだろう。
 しかし手の腱鞘炎というのはよく聞くけれど、足の腱鞘炎というのは初めて聞いた。
「(足首とはこれまた珍しいわね‥)」
 と思いながら話を聞いたところ、更に衝撃の事実が。
 従姉妹の足を診察した整形外科医がこう言ったそうな。
「あなたのアキレス腱は成人平均よりも1cm短いです」
 だから無理がかかって腱鞘炎になったのだ、ということらしい。
 しかもそれは偶然や後天的なものではなく遺伝だと言うことにまたびっくり。
 走るのが苦手(遅い)、走るときのフォームが美しくない人はその手の遺伝子を持っている可能性が高い、と言うところで話は終わった。

「と、言うことは私も‥‥?」
 そう、はっきり言って私も走るのは大が付くほど嫌いなクチだ。
 そして何より父方のいとこ達で走るのが得意だった人は誰一人としていないのである。
 ちなみに母に話を聞いたところ
「そうなのよねぇ。
 私も私の兄弟達も郡市の大会に出るくらい足が速かったのに、私の娘達はどうして‥?
 って思ってたのよ。
 そう言うことだったのね~」
 と感心顔。
 母は母なりに悟ったものがあったらしい。

 しかしそう聞いてしまうと更に色々と知りたくなってしまう。
 この手の研究をしているお医者様っていないのかしら。
 検査の結果を教えてくれるのなら血液検査からレントゲン、CTでもMRIでも協力させていただきますが。
 と、ここに書いてみよう。
 だけど、よく2年間も自衛官やってたな。私‥‥(^-^;


母校の絆 [健康・病気]

 ここ最近、このゲームにはまってしまった。
 元々この手のパズルが大好きで、はまってしまうと後が怖い。
 ブログそっちのけでプレイしまくり、ついにマウス操作の右手が腱鞘炎寸前に。
 と、言う訳で久しぶりに下書き記事をUPすることにする。


 街の健康診断の通知が来た。
 検診を受けられる医院などの一覧表があったので、とりあえず近場で良さそうな所に飛び込みで来院。
 当時は術前治療で受けている投薬の副作用があったので、問診の際にオペを控えていることだけは話した。
 検診を終え、診察室を出るときに医師の机の上に乱雑に置かれていた資料が目に留まる。
「(へぇ、この医師は○×大の出身なんだ)」
 ちなみにそこは私がお世話になっている大学病院である。
 そして開かれたページに写真付きで出ていたのが私のオペの執刀医。

 え? ひょっとして私、結構有名な医師に執刀してもらえるってこと?
 まーーーっ、そう言うことならちょっと珍しい症例持ちって言うのも悪くないわね。
 ラァァッキィィーーー(^^)v
 激しく間違った方向性で喜んだ私は、足取り軽く官舎へ戻った。
 もちろんオペは問題なく成功。
 尤も、今でも経過を診るために何ヶ月かおきくらいに病院に行くことはあるけれど、経過は至って順調。

 とりあえずこれが一年前の話である。


 そしてまた健康診断の通知が来たため、1年ぶりに来院。
「こんにちは、お願いします」
「どうぞ、ここにおかけください」
 問診票に必要事項を記入し、それを確認がてら簡単な質疑応答もする。
 そんなときにその医師はふと思い出したように
「そう言えば今でも○×大の方には行かれているのですか?」
「はい、たまに」
「そうですか(^^)」
 そんな会話をしながら検診を受ける。

「はい、終わりですよ。検査結果は郵送しますので」
「了解いたしました。どうもありがとうございました」
 会計を済ませて医院を出てからふと足が止まる。
 あれ? 私、○×大の世話になっているっていつ話したっけ?(?_?)
 つーか、話した覚えがないんだけど。
 あ、これが母校のネットワークというものなのね‥

 知り合いの開業医が、設備の関係で自分の手に負えない患者や今後の研究などで母校に頼らざるを得ない場合のことを考慮して、母校とのネットワークをがっちりと確立すべく色々とやっていたことを思い出す。
 なるほど、確かに今後私がそこの医院にかかることになったとしても○×大から情報が行っていれば同じ検査を2度受けることもないし、いちいち余計な説明もしなくて済むわけだ。
 はぁ、母校のネットワークってすごいんだなぁ。
 別の意味で感動しながら帰路に就いた。
 ちなみにこのご時世、個人情報が‥と言う人もいると思うけれど医師が目に留めるのはせいぜい年齢と性別と症例くらいだろう。
 良い治療をしてもらえるのなら私はこの辺のことは全然気にしないクチである。(^^)


通院!3 [健康・病気]

 今日は病院に行く日だった。
 出る前に腕時計を見たら電池切れで止まっていた。
「‥‥‥‥」
 仕方がないので現職中、愛用していたごっついBaby-Gをつけて出かけることに。
 格好はどう見ても通勤途中のOLなのに時計はごついBaby-G、ミスマッチこの上ない。
「(こう言うのもジエカジ(自衛隊カジュアルの略)に入るのかしら‥)」
 そんなことを考えながら列車に乗る。
 尤も、列車に乗っていると格好はビジネスマンなのに短靴(制服用に国から支給される黒の革靴)とか、時計はごついG-shockなどいわば「同業者」の姿をちらほら見るので、ひょっとしたら今日の格好もそんなに珍しくはないのかも知れない。
 女性でその手の格好をしている人を見かけたことは一度もないが。

 病院で受付を済ませ、勤務表を確認。
「(ラッキー。今日は『主治医その1』医師だわ)」
 そう思いながら待合いで本を読んでいたら診察室から勤務表に入っていなかった『主治医その2』が出てきた。
「(おりょ。勤務表にはないのに。当直あけ?)」
 と思って見ていたら目が合った、そして会釈をしてくれた。
「(あ、私の顔覚えていてくれたんだ)」
 毎日たくさんの患者を相手にしているんだろうに、ちゃんと顔を覚えてくれたんだ。
 些細なことだけどすごく嬉しかった。(^^)
 『主治医その1』医師に久々に会えたのも嬉しかった。
 主治医でありながら
「お久しぶりです~(^^)」
 と言う挨拶がありなのかどうかはともかくとしても。(^-^;

 また来週通院だ。
 今度はジエカジじゃない格好で出かけるとしよう。


レアモノとCM2 [健康・病気]

 前日のブログで足の手術について書いた。

 なぜ未だにこのことに拘るかというと、毎回困ることがあるからだ。
 自衛官は一般に転勤族である。
 なので異動先で新たに病院にかかるとき、過去の病歴を全て記入しなければならない。
 新しくカルテを作るためにそれは確かに必須事項、事情はわかる。
 しかし小さな覧にどう書けばいいと言うのだ。
 そしてその都度、担当医に上記のことをいちいち説明しなければならなくなるのである。
 一番悔しいのが面倒くさそうな表情を浮かべて
「はぁ? そんな症例聞いたことないね」
 とばっさり切り捨てられること。

 とりあえず
「そちらが聞いたことがなくても手術を受けたのは事実だし、私はこう聞かされております」
 と何度かそれで押し切った。
 しかし一番困ったのが自衛官採用試験の健康診断時だった。
「そんな症例、聞いたことないよ?(?_?)」
 に始まり根掘り葉掘りこのことについて聞かれまくったのだ。
 もちろん専門用語を並べ立てられても私は「バケラッタ」宇宙語にしか聞こえない。
 自衛官になるまでの回顧録を綴ったHPではその辺りのやり取りをばっさりと省略したけれど、実際のところ健康診断で一番時間がかかったのはこの問診だった。

 今は問題ないけれど、次に転勤したところで新たに病院にかかることがあったらやっぱりこのことを書かなければならないだろう。
 病名があれば、それを知っていたなら記入も楽なんだろうなぁ‥
 そう思わずにはいられない。
 レアモノはレアモノなりの苦労があるのだ、とちょっと偉そうなことを言ってみよう。(^-^;


レアモノとCM [健康・病気]

 久しぶりにダイワハウスの『細胞編』のCMを見た。
「(このCMまだやっていたのね‥)」
 これを見ると笑いがこみ上げてくると共に昔のことがありありと脳裏に蘇る。


 これは受験生の頃に整形外科のオペを受けたことから始まる。
 原因は「成長期のトラブル」
 こうとしか聞かされていない。

 知っていることと言ったら
・捻挫のような痛みがあったので病院に行きレントゲンを撮ったら足に1cmくらい骨が写っていない箇所があった。
・精密検査で全身の炎症探しの映像を撮ったら骨が写らなかった箇所に炎症らしき痕跡があった。
・整形外科でその箇所の除去手術を受けたところ、骨の中に繊維状の壁がありその中にゼリー状のものが詰まっていた。
・原因は急激に身長が伸びたために骨の形成が追いつかず、骨になり損ねた箇所が主成分のまま残ってしまった。
 こんなところである。

 ちなみに執刀医が言うには
「非常に珍しい症例。
まず顕微鏡で組織を調べるだろ。
それからゼリー状の主成分を調べる。
次に(何か作業をして)更に詳しく調べ倒して、今度はバケラッタバケラッタ(専門用語連発で解読不能)してから学会で発表、最後は標本にするつもりだよ」
 オペ終了直後、手術室の手術台の上で摘出した骨入りのシャーレ片手に満面の笑みを浮かべた執刀医にこう言われたことはまだしっかり記憶に残っている。
「医師たるもの、今後の医学の貢献のために‥」
 とか格好良いことを言っていたけれど要するにレアモノゲットということだろう。(^-^;)

「手術記念にそれちょうだい」
 そうねだった私も悪かったんだろうけれど、手術室の外にいる両親への説明もそこそこに
「手術は無事成功しました。
娘さんも元気です。今、出てきますから。ではっ」
 とシャーレを持ってそそくさとその場を去ったことを思うと
 自らの好奇心>>>>医師の使命
 だったのではなかろうか。

 あれから私の骨がどのような過程をたどったかは分からない。
 ただ、執刀医と同じ大学の医学部を卒業した知り合いの皮膚科医に話を聞いたところ
「珍しい症例だったらその当時整形外科を専攻した学生は全員君の組織を見たはずだよ。
今でもたぶんその骨は整形外科の医局の引き出しに入っているんじゃないかな」
 とのこと。

 ここで話は冒頭に戻る。
「(全員が組織を見た、というのはきっとこんな感じだったんだろうなぁ‥)」
 なんとなく光景を想像するだけで笑いがこみ上げてきてしまう。
 少しは医学の進歩とやらに協力できたのだろうか。


 ところでこの手術からいい加減経った頃にふと思った。
 私は「成長期のトラブル」としか聞かされていないけれど、これも専門家に言わせたられっきとした病名があるのでは無いだろうか、と。
 と、言うわけでこの症例に心当たりのある医療関係者の方。
 正式な病名を教えて下さい。m(_)m


名医の条件? [健康・病気]

 富士薬品の営業の兄ちゃんが置き薬の交換にきた。
 部内異動があったらしく、前回
「新しくこちらの担当になりました××と言います。
よろしくお願いしますっ!!」
 と挨拶に来たのを思い出す。
 大学出たてのまだ若い兄ちゃんだそうだ。

 とりあえず前任者からそれなりの引き継ぎはあったのだろう。
「まだ病院に通っているんですか?
確か手術されたと聞いておりますが‥‥」
 薬箱のチェックをしながら雑談に花が咲く。
 そんな質問から新製品のセールスや、それを使ったユーザーの声などを聞かせてくれる。

 と、言っても今まで受けた何度か受けた手術の中では今回のが一番楽だった。
 だって手術を受けた数時間後に『プロジェクトX』を見る余裕があったのだからそうなのだろう。(爆笑)
 手術終了が16時過ぎ。
 痛み止めを打ってもらってしばらく眠り、目が覚めたら21時。
 薬の効き目が切れたらしく、眠くない。
 ついでに体の痛みもほとんどない。
「‥‥‥‥」
 一生懸命手を伸ばしてリモコンをつかみ電源を「ぷちっ」
 とりあえずこんな感じである。
「(本当に内視鏡手術ってダメージが少ないんだなぁ)」
 TVを見ながら一人で感動していた。

 そんな私の話を聞いていた営業の兄ちゃん。
「そういえば私の顧客の家族で‥‥」
 今度は病院談義に花が咲く。
 その話をしながら一致した意見は
「”名医”の条件ってもちろん本人の腕によるところも大きいけれど、いかに珍しい症例の患者に巡り会うか、ってことも重要ですよね」
 ってことだった。

 ついでにこれは私がまだ幼稚園児だった頃のこと。
 その頃、地元の病院に伯父と父が入院していた。
 ちょうど同じ時期に父の主治医が
「すごく優秀だからここで勉強させてやってくれ、と頼まれたのでしばらく預かることになった」
 と若い研修医を病院につれてきたことがあった。
 私はもう断片的な記憶しか残っていないけれど、姉の話だと
「一生懸命だし結構ユーモアのある先生でね。患者には人気があったよ」
 とのこと。
 しかし私の記憶にあるのは別の一面だった。
 いや、姉の言うことは同意する。
 なんと言ってもバレンタインデーが近づいた頃から
「○○(その研修医)宛のプレゼントはこちらにどうぞ
 と病院の廊下に段ボール箱を置くのはかなりのユーモアセンスの持ち主相当のチャレンジャーかのどちらかだろう。
 そして珍しい症例の患者がいると目を輝かせて
「当直、やります。
この患者は若い私に任せて年寄りは寝ててください」
 そういってちょこちょこと病棟を見回り、カルテや文献を読みあさって過ごしたとのこと。
「珍しい症例の患者が気になって結局殆ど寝なかった」
 そういいながら通常業務に入ったと言う。
 だけど「寝ていない」と言いながらも、その表情は妙に楽しそう(嬉しそう?)だったことが当時の私にはすごく不思議に見えた。
 それ故記憶に残っているのはぼさぼさの頭と皺だらけでよれよれの白衣の後ろ姿である。
「(ここまでしないと立派なお医者さんにはなれないのか‥)」
 幼心にこの姿は結構鮮烈な記憶として脳裏に残った。

 今にして思うと微妙に勘違いしていたようだ。(苦笑)


通院!2 [健康・病気]

 病院で検査を受け、昨年受けたオペの経過を見てもらう。
 時期はとびとびで医師が
「次はこの時期に来てね」
 と指定された時期に病院に行くので割合的には2~3ヶ月おきになる。
 ちなみにそこの病院は入院すると月ごとに主治医が変わるシステムだと言う。
 なので月をまたいで入院した私は前半後半と主治医が替わり、結果的に2人つく形になってしまったのだ。
 まぁでかい病院だから、直接診てくれた人に検査してもらうのはこっちとしても心強い。
 そう言うことから身内とこの手の話をするときは
「今日は主治医その1だった。その前は主治医その2だったな」
 という風に話していたのだ。

 ちなみにこの日の担当医師は「主治医その2」だった。
 そういえばここ数ヶ月、ずっと主治医その2に診てもらっていて主治医その1は久しく顔を見てないなぁ‥
 通院日が1日ずれていれば主治医その1だったと知り、ちょっと残念だったなと思いながら帰途につく。

 だけど「主治医その1」「主治医その2」と呼ばれていると知ったらどんな顔するだろう?
 どうかにこれを見ていませんように。(-人-) 
 検査結果は問題なしということで、ちょっぴり強気のqinでした。


通院! [健康・病気]

 前日のブログ、出したつもりが「下書き」のまま保存していたことに気付いたので、二日分まとめての更新である。

 ちなみに明日は病院だ。
 なのでそれを前提に、以前のブログの内容を一部手直ししての掲載である。



 唐突ですがqinは今までに何度か入院・オペを受けている。

 とりあえずオペに至るまでの経緯を簡単に言うと
 体の変調に気づく→病院に行く→検査を受ける→何か見つかる→医者の説明→入院・オペ
 こんな感じである。

 幸いなことにいずれも急を要するとか命に関わる症状、もしくは定期的な検査が必要という症例ではなかった。
 だから検査結果の説明をする医者の言葉を簡潔に言うなら
「命に別状はないよ。
日常生活に支障もない。
だけど薬で治せるものではないし、長年放置してたらいずれは何かしらの影響を及ぼす可能性があるだろうから早い話、いつかは決着を付けなければならないよ」
 こんなところではなかろうか。

 いつか決着をつけなければならないのだったらさっさと付けてしまおう。
 こんな感じでオペに至る。

 とりあえず経過は過去のものを含め良好である。
 ただ病院までがちょっと遠いのが難点、半日は確実につぶれるのだ。
 それでも良い医師に恵まれた、と言うことで相殺しておこう。


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